人生最大の困難にぶつかって…
はじめまして。
私は42歳。先月、無職になりました。
「無職状態」になったのは、これで3度目です。
まずは、これまでの経緯から書いてみようと思います。
1度目は昨年の6月。
2年弱勤めた会社を退職しました。
理由は、会社の経営状態が悪く、
退職勧奨を受けてのこと。
既に上司や仲間も辞め、やむを得ない状態でした。
その時は、経理の経験を買ってくれた税理士事務所に再就職しました。
いわゆる「税理士補助」というものです。
税理士事務所での仕事は、それなりに充実したものではありました。
クライアントの決算の監査や、法人税、消費税の申告書の作成。
年末調整や、法定調書の作成など、様々な事を学ばせて貰いました。
しかし、長く続けるのは難しい所でした。
慣れてくるにつれて、担当する顧客はどんどん増えていき、仕事量は増えるばかり。
「経理」と、一口に言いますが、担当する顧客によって、処理の方法は千差万別。基本的には、前任者の処理を見れば良いとは言うものの、前任者の殆どは既に退職しており、詳しいやり方は誰にも分からぬという有様だった為、それを理解する為には、朝8時から勤務して、毎日毎日終電まで処理をしないと終わらない状態が続きました。
しかも、上司である所長さんは、事あるごとに不機嫌になり、声を荒げ、怒鳴り散らす始末。
月の残業時間は80時間、100時間、150時間と、どんどん増えていく中で、当然の結果として、私は自律神経を壊していく事となりました。
朝起きても、動悸が激しくて、立つのが辛い。
それでも休む訳にはいかないので、這うようにして職場に向かう毎日。
次第に私は死を意識するようになりました。
高い建物を見るたびに飛び降りたくなる。
これはまずいと思い、私は事務所を退職する事にしました。
所長に退職の意思を伝えると、「わかりました」の2つ返事で受理されました。